【エンジニアってどんなお仕事?-細かく見てみよう編-】
こんにちは!
今回はエンジニアについて書きたいと思います(^^)/
弊社は就職&転職エージェントということもあり、IT業界を希望する求職者の方々とたくさんお話をさせていただきます。
その中で、「エンジニアになりたいです。」というお言葉をよく聞きます。
そして我々が思うことは、
「エンジニアになりたいのですね、ふむふむ、それで、何のエンジニアになりたいのですか??」ということです(>_<)!!
一言でエンジニアといっても、とても幅広いので、何のエンジニアを目指しているのかが分かりません。
実際にエンジニアになりたいと思っている求職様も、漠然としたイメージでハッキリと決まっていないのではないでしょうか。
「今すぐ何のエンジニアになりたいか決めてください!!」なんてことはもちろん言いませんし、漠然としていて当たり前です。
そこで、まずはどんなエンジニアがいるのかを知り、自身の関心&適性を考え、方向性を決めることが大切です(*’▽’)
一人前のエンジニアになるには、たくさんの勉強と時間を要します。
そのため、色々なことに興味を持つことも大切ですが、自身の目指すべき方向がぶれないようにしましょう。
今回は、少しでもそのお手伝いができるよう、
webエンジニアに焦点を当てて書かせていただきますので、是非ご参考までに読んでみてください(^^)v
—————
■システムエンジニア
システム開発において、全工程に携わるエンジニアです。
お客様から要望をヒアリングし、設計書を作成し、次のエンジニアへと連携します。
そして設計ミスやトラブルが起きた際には問題解決に努めます。
———————————
—————
■プログラマー
システムエンジニアが作成した設計書をもとにプログラミングを行います。
設計書が間違っている場合もありますので、システムエンジニアへの報連相が大切です。
———————————
このプログラマーというポジションが、一般的に皆さまが想像されるエンジニアではないでしょうか。
そしてここから!!プログラマーには様々な種類があります( ..)φ
—————
■webエンジニア
webエンジニアは、大枠でいうとサイトやアプリなどの設計や開発、テストなどを行うエンジニアを指します。
細かく分けていくと、webデザイナー、マークアップエンジニア、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアなどに分かれます。
・webデザイナー
デザインを担当します。
PhotoshopやIllustrator、XD、figmaなどのソフトを使うことが多く、基本的にプログラミングは行いません。
全体のだいたいの配置や配色などを決めていくため、お客様からのヒアリング力とセンスが必要になります。
・マークアップエンジニア
webデザイナーが作成した構成案をもとに、文章や画像の設置などを担当します。
必要な言語はHTMLやCSS、また、ユーザーを引き込ませるようなキャッチコピーや文章作成力が必要です。
(キャッチコピーや文章はwebデザイナーが担当することもあります。)
・フロントエンドエンジニア
サイトやアプリの「目に見える部分」を担当します。
Amazonで例えるならトップページや商品ページ、選択した商品の金額が表示されるなどの部分です。
必要なプログラミング言語はHTMLやCSS、JavaScriptです。
・バックエンドエンジニア
サイトやアプリの「目に見えない部分」を担当します。
Amazonで例えると「この人はこの商品を選択してカートに入れた」などの入力された情報の連携に当たる部分です。
必要なプログラミング言語はPHPやRuby、PythonやJava、C++などで、データベースやサーバーに関しての知識も必要となります。
・テストエンジニア
仕上がったシステムや、サイトやアプリに対して、正常に作動するかのテストを担当します。
テストの設計などには専門的な知識が必要となりますが、比較的簡単なテスト作業の場合は経験が浅くとも担当することが可能です。
———————————
多くの人はIT業界下積み後(キッティングやテスト、保守、運用など)、エンジニアとしての経験を積んでいきます。
そして今回は簡潔に書かせていただきますが、インフラエンジニアも欠かせません。
実際にシステムが完成しても情報をやりとりするサーバーやネットワークが正常でないと動きませんし、問題が起きないか監視する必要がありますよね。
—————
■インフラエンジニア
細かく分けていくと、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニア、クラウドエンジニアなどに分かれます。
主にネットワーク管理や、サーバーの構築を行います。
システム作成段階から携わり、サーバーやデータベースの設計、構築、障害が起きないよう監視し、障害が起きれば対処します。
我々の日常の中でも、「Amazonに接続できない…」や「YouTubeに接続できない…」といったことがありますよね。
そういったことが頻繁に起きぬよう日々監視し、テストと修復をしてくれています。
使用される言語はPHPやPerl、Python、Ruby、SQLなどで、これらをAWSやDockerなどのサービス環境下で使用します。
また、専門的な資格で言えばサーバーエンジニアならLPIC、ネットワークエンジニアならCCNA、データベースエンジニアならORACLE MASTERなどが上げられます。
———————————
上記に書かせていただいた内容は大枠なもので、
例えばゲーム開発ならグラフィックデザイナー、アプリ開発ならアプリケーションエンジニアなどもあります。
近年では様々な言語が次々とリリースされており、その種類は250前後とも言われています。
また、フレームワークと呼ばれる土台が既に出来上がっているツールもあります。
webのデザインをしたい、実際にwebサイトを作りたい、システムを開発したい、ゲームを開発をしたいなど、
まずは自身が何のエンジニアになりたいのかを考え、そのためにはどのような下積みの仕事があり、どのような勉強が必要なのかを調べてみてください(^^)!
IT業界はどんどん変化していきます。
新たな言語や、より効率化されたツールなど、エンジニアであり続ける限り、継続して勉強していく必要があります。
少し厳しいことを言ってしまいますが、仕事に対して受け身な方はエンジニアとして活躍していくことは難しいと思います。
現場は常に時間に追わているため「教えてくれるのを待つ」のではなく、「自分で調べ少しでも回答に近づく」、いわゆるキャッチアップ力が必要です。
ありがたいことに、今は分からないことはネットですぐに調べられますよね(#^^#)
コードなども、調べれば色々な参考情報が出てきますのでご心配なく!(笑)
自走力、継続力があればエンジニアへの道も開けます!!
JHRでは未経験でIT業界に入りたい方へのバックアップにも力を注いでおりますので、是非お気軽にご相談くださいませ(^^♪