【業界選び】志望業界が固まらない方へ。本命の業界を決めるときに効果的なステップとは?

自分がどんな業界に入って何をしたいのかがわからず、企業選びができない・・・。

就活生の方に意外と多く見られるのが、志望する業界が固まっていない方です。

「色んな業界が気になって絞れない」という学生もいれば、「特に興味のある業界がなくて困っている」という方もいるでしょう。

それぞれの業界にはそれぞれの魅力や特徴があり、選ぶことは難しいですよね。

しかし、いつまでも目指す業界が多いままでは、一つひとつの業界に力を注ぐことが出来ず、悪い結果に終わってしまう可能性が高くなってしまいます。

今回は、志望する業界を決めるためのコツとポイントについて解説します。

志望業界は絞るべきなのか?

そもそも、志望業界を絞ることって必要なのでしょうか?

答えは、必要と言えるでしょう。

ただし、幅広く業界を見てから、ある程度業界を絞るという手順をたどることをおススメします。

各業界について何も知らない段階では、業界の絞り込みは出来ません。

自分が今知っている「ほんの一握りの業界」から選ぶのではなく、まずは選択肢を広げてみることが重要なポイントとなります。

幅広く業界を知れば知るほど、業界ごとに業務内容や風土を比較でき、自然と自身の軸に合った業界が絞れていくでしょう。

業界を絞ることで、企業説明会などの選考に参加するか否かを決める基準となりますし、効率的に就活を進めることができます。

以下で、ポイントごとにご説明していきます。

志望業界を選ぶときのステップ
業界全体を研究して選択肢を「広げる」

業界選びをするときは、まずは業界を広くリサーチすることから始めましょう。

そうすることで視野が広がり、自分にとって最適な業界選びができやすくなります。

自分が全く考えていなかった業界の思わぬ魅力を発見する可能性もあるでしょう。

おススメの方法

  • 四季報・業界地図を読む
  • 合同説明会・企業説明会に参加する
  • OB訪問に参加して話を聞く
自分の軸や興味を結び付ける

ここからは、自分の就活の軸や自己分析をもとに紐づけていきましょう。

志望業界を決めるうえで、人によって基準となる要素が異なります。「適性」「やりがい」「興味」などたくさんある中で、自分の軸を決めて業界とマッチさせていきましょう。

それぞれの業界が、自分の軸に合う業界なのか?やりがいがあり、精一杯努力していける環境なのか?

…など、「本音」をもとに業界を判別してみることが大切です。

<基準とするポイントの例>

  • 適性が活かせるか?
  • やりがいはありそうか?
  • 事業内容などへの興味はあるか?
  • 給料や仕事量は適当か?
  • 将来性や景気の動向はどうなるか?

自分の軸の選定や自己分析がまだという方は、以下の記事をお読みください。

就活の自己分析でつまづいてしまう人の3つの失敗例!意外な落とし穴に注意

 

第1~第3候補まで絞る

自分の軸とマッチする業界が分かったら、業界を第1~第3候補まで絞りましょう。

このとき、一つだけの業界に絞らず、複数の業界を志望業界とすることをおすすめします。

一つだけの業界に絞って就活を始めてしまうと、その業界で希望する会社に落ちてしまった時にモチベーションが下がってしまうからです。

「自分にはこの業界しかない!」とうまく一つに絞れたからといって、就活もスムーズに行くとは限りません。

何十社もの企業にエントリーすることは当たり前のこと。

複数の会社と出会ううちに、壁にぶつかったり、自分が本当に働きたいと感じる他の業界も見えてくるものです。

そのため、「もしこの業界がダメだったら、次はこの業界を狙っていこう」という二番目、三番目の候補も持つことは大切です。

まとめ

就職する業界の選び方は、就活において自己分析と同じくらい重要です。

世の中には、知らない業界や仕事がたくさんあります。

業界を選ぶ際は、必ず選択肢を増やしてから、自分の考えや興味を軸として選択するようにしましょう。