履歴書や面接で「趣味・特技」を聞かれた時のポイント3つ!”趣味がない”ときの対処法も

趣味・特技の質問

 

就活をしていると必ず1回は聞かれるであろう、「趣味・特技」についての質問。

 

履歴書やESには比較的小さい記入欄があることが多いですが、面接では意外と突っ込まれることがあります。

面接で聞かれた時、詳しく答えられるような趣味・特技を考えるには、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか?

今回は、「趣味・特技」の質問の回答を考える際のポイントを3つご紹介いたします♪

 

就活で趣味や特技が問われる理由

 

そもそも、なぜ就職面接で趣味や特技を聞かれるのでしょうか?

簡単に言うと趣味や特技の質問は、その人が好む物事や、何に対して熱中できる人なのかということを聞くための質問です。

面接官は、その人が熱意を持つ対象やそれに懸ける想いを知ることで、

その人がどんな人柄なのか業務に対してはどう取り組んでいける人なのかを判断するのです。

また他にも、アイスブレイクとして趣味・特技を聞いてあなたの緊張を解こうとしている場合もあります。

そのため、「なにか凄いことを書かなくては!」とすこし背伸びした内容を伝えるのではなく、本当に好きなことや得意なことを回答したほうが、結果的にリラックスしながら説明でき、あなたの人柄やあなたらしさをアピールできます。

 

回答のポイント3つ

1.自己PRにつながるもの

 

趣味・特技の内容は、その延長線上に「自分の強み」をプラスαで付け加えられるような内容であると好印象です。

たとえば「書道が趣味で、10年間書道を続けている」という内容は、

一つのことを粘り強く続けられる根性があるというアピールにつなげることができます。

他にも…

「ひとり旅が趣味」計画性、実行力がある。トラブルも自分の力で解決できる。

「筋トレが趣味」健康で、体力がある。自己管理能力が高い。

このように、自分の強み(○○力など)をアピールできる場合は存分にアピールすると良いでしょう。

自分の自己PRやガクチカとも結び付くように答えられると、回答に一貫性も出ます。

 

2.印象に残りやすく、具体的なもの

 

例えば、印象に残る趣味があれば「趣味が◯◯の人」などといったように覚えてもらえる可能性も高くなります。

 

また、趣味であればいつからやっているのか?、なぜ趣味なのか?、その他実績もあれば記載すると際立つでしょう。

具体的な数字や名前を入れることでより説得力・説明力が増し、面接官にもわかりやすく伝わり、同時に自分のインパクトも強めることもできます。

ただし、熱がこもってついつい長々と話しすぎたり、嘘をつくようなことはNGです。

あなたらしい人柄を伝えるためにきちんと情報を整理してから話しましょう。

 

3.内容には注意する

 

趣味・特技の内容は、基本的には何であろうとそれ自体が評価されることはありません。

しかし、応募先企業によって慎重に判断することが必要です。

例えば、ゲームやマンガを挙げるのは、その業界への応募でなければ控えた方が良いでしょう。

そのほかギャンブルや競馬などの金銭トラブルを連想しやすいもの、

政治宗教関係

反社会的であったりモラルを欠くようなことを趣味として語る場合は、

いい印象を持たない面接官がいることも事実ですので、慎重に回答しましょう。

 

特に趣味も特技もない場合

中には履歴書やESに書ける趣味や特技が特になくて、何を欠けばいいか迷うという人もいるかもしれません。

こんな時、空欄で提出したり、「特になし」と記載したりするのは良くありません。

また、苦し紛れにとっさに嘘をついたりするのも、後から突っ込まれてばれてしまうリスクがあるので控えましょう。

本当に趣味や特技がない場合は、まずは「自分の個性」や「興味」から逆算して考え、作ってみることをおススメします。

自分のアピールポイントから逆算して「こんな趣味あったらいいかも!」という発想に繋がったら、少しずつで良いので始めてみましょう。

面接官が同じ趣味を持っていた場合に突っ込んだ質問をされてしまうかもしれないことを想定して、ある程度知識を集めることは必要になりますが、

ぜひ新しい趣味や特技を身につけ、自分らしさを身につけてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

面接官が趣味や特技を質問するのには、意図があります。

趣味や特技の質問の際はあなたの人柄や魅力を効果的に伝えられるように、焦らず落ち着いて回答することがとても大切です。

今回紹介した内容を参考に、答え方を工夫してみてください。