【上級者編】知っておくだけで違う!正しい就活マナーを覚えて周りと差をつけよう

ビジネスマナーを完璧にして面接に臨もう!

あなたは「就活マナー」にどのくらい自信がありますか?

就活の面接は、あなたが思っている以上に、面接官の主観によって評価が左右されます。

もしもビジネスマナーを重視する面接官だった場合、「この学生は社会のことが分かっていない」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

今回は、意外と知らない、知っていて得する就活・ビジネスマナーについてご紹介していきます。

面接の基本マナーについては、こちらの記事でご紹介しております。

http://j-h-r.com/blog/archives/343
①服装・身だしなみに関するマナー

第一印象は見た目で決まることも!

面接はほとんど第一印象で決まります。

TPOにそぐわない身だしなみでは、面接前から相手に悪い印象を与える可能性もあるでしょう。

意識していないところで自分の評価を下げてしまわないためにも、社会人にふさわしい恰好を必ず心掛けましょう。

第一印象が良ければ、面接官もあなたの良さを引き出そうと思ってくれるので、会話を広げてもらいやすくなり、肯定的に面接を進めてもらえます。

男性の場合

・無精ヒゲや寝癖に気を付ける
・ニオイ対策はケア商品を使って取り除く
・Yシャツにシワは厳禁
・白の靴下や、くるぶしが見える靴下は厳禁
・靴はきちんと磨く

女性の場合

・ストッキングは自然な肌色で無地のものを選ぶ
・ストッキングの伝線には常に気をつける
・派手なアイメイクやカラーコンタクト、不自然なつけまつ毛は避ける
・ネイルはしない方が好ましい
・髪が長い場合は、目立たない色のヘアゴムで後ろにまとめる

また、男女共通ですがスーツのジャケットのボタンを全部留めるのはNGです

一番下のボタンは「飾りボタン」と呼ばれていて、留めないのが正式なルールです。

上記のチェック項目で当てはまるところは改善し、ビジネスシーンでの身だしなみポイントをクリアして好印象を与えましょう。

②言葉遣いに関するマナー

次に、「言葉遣い」に関するマナーをご紹介します。

ビジネスでは敬語を使って、相手への心遣いと配慮を表現します。

敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類があるのはもうご存知でしょうか?

・尊敬語:相手を立てて、敬意を表す
・謙譲語:自分についてへりくだり、相手に敬意を表す
・丁寧語:語尾に「です」「ます」をつけて、丁寧さを表す

これらの敬語はすぐに使いこなせるものではなく、場数を踏んで習得していく必要があります。徐々に慣れていくように心がけましょう。

「社長様」「部長様」はNG

役職には様をつけないことを覚えておきましょう。

「〇〇社長様」「〇〇部長様」などと役職に敬称をつけるのはマナー違反です。

「様」をつけると相手に敬意を払う丁寧な言い方と思うかもしれませんが、「○○社長」や「○○部長」という呼び方には、敬称の意味まで含んでいます。

そのため、「部長様」というではなく、「部長の〇〇様」と呼ぶのが正解です。

「大変参考になりました」はNG

「参考にする」という言葉は、「自分の考えを決める際の足しにする」といった意味です。

目上の人に対して使うと失礼にあたるので、「大変勉強になりました」と言うようにしましょう。

一人称「自分」は好ましくない

実は、自分のことを「自分」と表現するのは一般的ではありません。

「自分」は、スポーツ選手やアスリートなどの体育会系の男性の間で用いられることの多い一人称です。

公の場面で用いるのは不適切であるとされているので、控えた方が良いでしょう。男女とも、「私(わたくし)」が適切です。

③企業とのやりとりに関するマナー

最後に、企業や社会人とのやりとりに関するマナーについてご紹介します。

選考中のアポイントメントや日程調整など、就活では企業や社会人と連絡を取る機会は多々ります。

連絡はスピードが命!

基本的にはメールか電話で連絡をとることになるかと思いますが、連絡を取るうえで第一に気をつけなければならないのはスピードです。

社会人は学生が考えているよりも多忙です。スケジュール調整などに時間を取られると、他との調整が難しくなり迷惑をかけてしまうことになります。

メールが来たら遅くても24時間以内に返信、電話なら気づき次第すぐに折り返しの電話をしましょう。

電話の対応で、企業の信用を掴もう

電話は相手の姿が見えない中で行うコミュニケーションですが、 姿が見えなくても姿勢や表情は十分相手に伝わります。

相手が目の前にいるつもりで姿勢を正して、笑顔ではきはきと話すようにしましょう 。

電話の受け答え方ひとつで相手への印象ががらりと変わりますので、きちんとした対応を心がけるようにしてみてください。

以下、電話で気をつけるポイントを状況別にまとめてみました。

電話を受け取る場合

・静かな場所で受け取る
・電話中はメモを取る
・復唱を忘れない

・いつ電話を受け取っても落ち着いて話す
・切るときは相手が切ってから切る

電話をかける場合

・かける前に、相手の会社名と担当名を確認する
・必要な書類やメモはあらかじめ手元に用意する
・要件は簡潔に述べる
・かける時間帯には十分に注意する
・電話をかけた方から切る

特に時間帯については、忙しい月曜の午前中や平日の昼休み(正午前後)などは避けて、10 時~17 時頃にするのがよいでしょう

またいつかけたとしても、気遣いとして、「ただいまお時間はよろしいでしょうか?」の一言は必ず掛けるようにしましょう。

まとめ

正しいマナーを身に着け就職活動をすることは、就職してからのビジネスを行う上でも役に立つこともあります。

就活マナーは細かくて面倒だと感じる人もいると思いますが、自信をもって社会に出ることができるよう、今のうちに準備しておきましょう。